2024年2月25日 令和5年度(第17回)新宿エコワン・グランプリ 受賞者一覧
イベント概要
新宿エコワン・グランプリ 各賞
「ゼロカーボンシティ新宿」の実現やSDGs達成に貢献する、新宿での環境や社会に良い活動および取組(現在の活動実績)を募集、審査し、他の参考となる優良な事例を表彰します。
大賞
パナソニック株式会社エレクトリックワークス社様
(環境にやさしい事業者部門)
環境教育を通じた未来起点+人起点のパナソニック社会コミュニケーション
優秀賞
横澤 典子様
(個人・ファミリー部門)
みどりの循環を通じたごみ減量の取組み
箱根山クラブ様
(グループ部門)
自然から学ぶ科学実験
株式会社ネオキャリア様
(環境にやさしい事業者部門)
地域と企業の連携による「チーム新宿」の環境活動
奨励賞
古賀 晴彦様
(個人・ファミリー部門)
地球に感謝
クリアソン新宿様
(環境にやさしい事業者部門)
「Enrich the world.-サッカーを通じて、社会を豊かに。-」
東京繁昌農園様
(環境にやさしい事業者部門)
「超若手農家から学ぶ環境講座」(都会でもできる野菜づくり体験)
ゼロカーボンシティ新宿特別賞(特別賞)
みどりのカーテンプロジェクト部門
新宿「みどりのカーテン」プロジェクトに参加し、ゼロカーボンシティ新宿の実現に向けて貢献された方の中で、「みどりのカーテン展(生育記録シートの展示会)」で多くの支持を集めた方々を表彰します。
区民12件 区施設3件
省エネ賞(特別賞)
2022新宿区エコ・チェックダイアリーの我が家のエネルギー集計表(令和5年1月~12月の毎月の電気使用量を記入する)を提出いただいた方のなかで、前年度に比べて、省エネを実践している上位者を表彰します。
2件
事業報告
●講 評●
今年度は、新型コロナウイルス感染症の収束から様々な取組の活発化を期待していました。応募数自体は、必ずしも多くないものの、事業者部門の応募数の増加とバラエティーに富む業種から多くの視点を持つ応募作品が集まりました。
個人ファミリー部門は、みどりのカーテンプロジェクトへの取組みなどをきっかけに、活動が広がっていく様子を感じさせる作品の応募がありました。講座への参加だけでなく、講座で得た知識をもとに、自主的にコンポストに取組み、生ごみ削減につなげたことや、周りに呼びかけながら、多くの方と情報や実践を共有していたことが評価されました。これまでの経験をもとに、更にオリジナリティに富む活動に発展していくことを期待します。
グループ部門は、個人単位での活動からグループ単位での活動へステップアップしていく情熱と仲間の輪を広げる巻き込み力といった拡張性が評価されました。「さわれる水をつくろう」実験は、プラスチック容器の削減につながり、脱炭素の側面から見てもこれからの発展性がみられる活動と評価されました。今後より一層、活動規模を拡大され、コミュニティを中心とする具体的な成果の広がる持続可能な取組みとなることを期待します。
事業者部門は、産、学、農、スポーツと、特色ある事業者からそれぞれの強みを生かした活動の応募がありました。「新宿」という多様性溢れる街の特色を活かしつつ、企業・組織団体の大小や業種の枠組みを超えて、それぞれの強みとする専門性や得意分野を活かしながら、さらに活動を発展されていくことに期待します。そして、区民や事業者と共に連携して活動を広げていく中で、積極的なWeb・SNSでの発信、新たな切り口の提供、そして地域に根付くための継続性をもつ、先進的な事例となっていただきたく思います。
令和5年度も、表彰式や発表会を行うことができ、嬉しく思います。今年度で「ゼロカーボンシティ新宿」の実現に向けて取り組むことを表明してから3年目となりました。2050年までに区内の二酸化炭素(CO₂)排出量実質ゼロを実現するためには、新宿区に関わる全ての方の協力が不可欠です。多様でユニークな得意分野を持つ皆様と、新宿らしく課題解決していけるよう、環境学習情報センターでもより一層積極的に発信してまいりますので、是非ご活用ください。この度はおめでとうございました。
新宿エコワン・グランプリ審査員長
野村 恭子
最終更新日:2024年03月01日