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2025年2月22日 令和6年度(第18回)新宿エコワン・グランプリ 受賞者一覧
イベント概要
新宿エコワン・グランプリ 各賞
「ゼロカーボンシティ新宿」の実現やSDGs達成に貢献する、新宿での環境や社会に良いインパクトを与える活動および取組(現在の活動過程・実績)を募集、審査し、他の参考となる優良な事例を表彰します。
大賞
新宿区障害者福祉事業所等ネットワーク様
(グループ部門)
養蜂作業を通して障害者の自信とやる気を作り出し、環境保全に努める
~しんじゅquality みつばちプロジェクト~
優秀賞
西 夏凛様
(個人・ファミリー部門)
楽しく遊んで、エコ活動の輪を広げたい!~「環境日記わくわくすごろく」が出来るまで~
安保 亮様
(個人・ファミリー部門)
音と音楽を楽しみながら3RとSDGs。音楽と環境問題の連携。
carutena 様
(グループ部門)
「衣服の未来を創る:アップサイクルと啓蒙で衣服の大量廃棄問題に挑む学生団体carutena」
さくらマルシェ 様
(グループ部門)
みんなでみんなのきっかけを創る「きっかけ」フードロス削減を目的としたSDGsプロジェクト「さくらマルシェ」
公益財団法人SOMPO環境財団様
(環境にやさしい事業者部門)
「つなぐ・つながる」環境人材の育成の取り組み
株式会社サエラ様
(環境にやさしい事業者部門)
「SORAKASAワークショップ」を通じて、サステナブルな未来へ!
奨励賞
矢野 創大様
(個人・ファミリー部門)
小学生・社会人を対象とした新宿区内での環境教育活動
小野 幾代様
(個人・ファミリー部門)
“エコギャラリーガーデン”からひろげるみどりの環
Precious Plastic Waseda 様
(グループ部門)
早稲田大学 地産地消のプラスチックリサイクル活動
株式会社ネオキャリア様
(環境にやさしい事業者部門)
早稲田小学校4年生への環境出前授業の実施
特定非営利活動法人聖母様
(環境にやさしい事業者部門)
アフリカのフェアトレードコーヒーで、世界の次世代を日本から支えるエコ活動
ゼロカーボンシティ新宿特別賞(特別賞)
みどりのカーテンプロジェクト部門
新宿「みどりのカーテン」プロジェクトに参加し、ゼロカーボンシティ新宿の実現に向けて貢献された方の中で、「みどりのカーテン展(生育記録シートの展示会)」で多くの支持を集めた方々を表彰します。
区民12件 区施設3件
省エネ特別賞(特別賞)
2024新宿区エコ・チェックダイアリーの我が家のエネルギー集計表(令和6年1月~12月の毎月の電気使用量を記入する)を提出いただいた方のなかで、前年度に比べて、省エネを実践している上位者を表彰します。
2件
地域貢献特別賞(特別賞)
エコギャラリー新宿20周年を記念し、これまで長きにわたり施設の事業運営に顕著な貢献をされてきた団体・事業者に対し、地域貢献特別賞として表彰します。
新宿中央公園ビオトープの会様
株式会社熊谷組様
株式会社三陽商会様
東京ガス株式会社様
東京電力パワーグリッド株式会社 東京総支社様
NPO法人山の幸染め会 新宿支部様
事業報告
●講 評●
今年度は大賞を1件とし、応募用紙における内容の明確化など変化を加えながら作品を募集し、学生団体の積極参加を特徴として、例年を超える数の応募がありました。
大賞は、新宿御苑の緑を活かしながら都市型養蜂をするという地域の特色溢れる取組で、障害のある方の仕事創出も含め、環境課題と社会福祉の両方の解決を期待できる点が評価されました。「しんじゅく逸品」としてふるさと納税にも登録され、官民様々な連携の環が広がっており、舌も心も環境も満たせる取組として、話題性や発展性を期待しています。
個人ファミリー部門は、小学生、シニア、NPOや学生団体に所属されている方と、多様な属性から応募があり、いずれも個人の活動に留まらず、積極的に共有や発信されている点が評価されました。自作すごろくや音楽イベントなど親しみやすい工夫もあり、また当センターのエコリーダー養成講座や環境日記を取組のきっかけにしていただいた事例もありました。今後とも地域性や独創性を活かした取組を継続いただくとともに、是非学びの場や発表の場として環境学習情報センターもご活用ください。
グループ部門は、大学専門学校の多い新宿の特色としてうれしい、学生団体からの応募が多くありました。衣類、食品、ペットボトルと3Rに関連した社会課題に対し、回収だけにとどまらず、学内を越えて持続可能な循環型社会の実現を目指す姿勢が見られました。さらに普及啓発に加え、活動を持続させるための経済的な視点をもち、またファッション性やマルシェの開催やSNSでの呼びかけなどで学生ならではの楽しい活動になっていました。環境負荷を定量化させる手法を用いた取組も大いに評価します
事業者部門は、多くの開催実績や地域に根差した活動が評価されました。サステナビリティやCSRの意識が高く、社会への浸透を感じました。すでに世界や全国展開している事業者大企業やNPOも多く、活動の環の広がりを評価する一方、100万人都市・新宿という地域特性とゼロカーボンシティ政策とのシナジーのある活動に対しても是非引き続きご貢献いただけますことを期待します。
「新宿区ゼロカーボンシティ表明」からもうすぐ4年となります。今後はさらに多様なアプローチや斬新なアイデアによって、脱炭素に特化したインパクトのある行動を促進し、地域性を活かしながら複合課題解決を目指していくステージになってきました。環境学習情報センターでは皆様の取組を発信し、普及啓発に努めていくとともに、区民をリードするような新たなご提案を引き続きお待ちしています。
また今年度エコギャラリー新宿20周年を記念し、地域貢献特別賞を設けました。これまでのご貢献に感謝申し上げるとともに、これからも何卒お力をお貸しいただけますと幸いです。皆様、この度はおめでとうございます。
新宿エコワン・グランプリ審査員長
野村 恭子
最終更新日:2025年03月29日